簡易アプリ版(PWA)に対応しました。インストール方法はこちら。

【君は放課後インソムニア】1話タイトルの「能登星」とは?【解説】

派生
画像出典:https://kimisomu-anime.com/
派生

「曲がいると、眠れなくて退屈な夜も楽しくなる。これってどんな関係だろう。」
「私、中見がいないと、、、寝れないから。」

「秘密やぜ」

2023年春期の星空系青春ボーイミーツガール作品「君は放課後インソムニア」。
1話のタイトルとなっている「能登星」だが、これは実在する星の名前だ。

「君は放課後インソムニア」の世界観にどっぷりはまるためにも、星に関する知識を少し仕入れておくのも良いと思うし、これをきっかけにアニメの新しい好きが見つかるかもしれない。
解説する。

https://kimisomu-anime.com/

スポンサーリンク

「能登星」とは?

「君は放課後インソムニア」1話のタイトルとなっている「能登星」とは、太陽以外のすべての星において6番目に明るい星「ぎょしゃ座カペラ」のことだ。

カペラが北東の方角から昇ってくることから、福井県では「ノトボシ(能登星)」、富山県では「サドボシ(佐渡星)」と呼んでいた記録があります。

https://twitter.com/man_ten_bo_shi/status/1463074359417864196?s=20

ぎょしゃ座カペラ

ぎょしゃ座は、冬の時期は18〜21時頃に真上あたりに見える五角形の星座だ。
見つけ方は、オリオン座の上(真北)に強く輝く星があったら、それがぎょしゃ座のカペラだ。
そこから五角形に星を結ぶとそれがぎょしゃ座となる。
ぎょしゃ座のカペラは、黄色みがかった色で輝いており、一等星の中で最も北を向いている。
真夏の一時期を除くと、ほぼ一年中、夜のどこかの時間帯で見ることできる。

「ぎょしゃ」とは、御者。つまり、馬車に乗って、馬を操縦する人を指している。
馬車に乗って巧みに馬を操るアテナイの王エレクトニウスの姿を、天上の神ゼウスが「御者」として夜空に描いたことが「ぎょしゃ座」の起源とされている。(※諸説あり)

一方で、「カペラ」はラテン語で「メスの子ヤギ」という意味があり、「ぎょしゃ座」の星座絵では「子ヤギを抱える老人」の絵となっていることが多い。
この子ヤギはゼウスが育てたと言われている。

参考:
https://www.dainippon-tosho.co.jp/star/2011/01/gyosyaza.html
https://www.dainippon-tosho.co.jp/star/2008/02/gyosyaza.html

ちなみに「満天星」とは

上記で引用させていただいた「満天星」とは、「君は放課後インソムニア」の聖地である能登半島にある天文施設だ。
↓こちらがホームページ。
http://mantenboshi.jp/

「満天星」のtwitterアカウントでは、能登で見れる星空について、日々ツイートされている。
「君は放課後インソムニア」を見るのに、ネタバレにならないし、星空に対する知識や感覚を補強してくれるので非常におすすめだ。

加えて、時々「君は放課後インソムニア」にまつわるツイートをしてくれるのも非常に良い。

スポンサーリンク

1話サブタイトルにヒントが

実は「能登星」が「ぎょしゃ座カペラ」であるということについては、アニメ1話AパートとBパートの間のアイキャッチから見て取ることができる。
しかも、タイトルの背景の形が五角形となっており、ぎょしゃ座の形になぞられており、実におしゃれな演出となっている。

https://kimisomu-anime.com/

なお、曲の私服は非常におしゃれだしかわいいのだが、「お前、私服そんななの?!」と改めて思ってしまった。

タイトルとURLをコピーしました