2023年春期アニメ「僕の心のヤバイやつ」の原作者の桜井のりおさんが、先日twitterで「見た目の変化で読み解く時系列」を公開していた。
また、6話では二人の気持ちもはっきりした。
ここに至るまでの要所要所で何があり、二人の気持ちがどう動いていったのか、アニメ放送に照らし合わせながら解説していく。
できごとと心境の変化を並べる
市川 京太郎
山田 杏奈
karte1.僕は奪われた
- 僕が今、最も殺したい女、山田杏奈
- ナンパされて困っている山田を見て
衝動に駆られた
- ただのクラスメイト
自転車ガッシャーン!バチャーン!!
- アクセルとブレーキを間違えて
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- 「僕は奪われた」
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- 「市川っておもしろいね」
ただのクラスメイトからおもしろい人になる
karte2.僕は死んだ
文化祭のお化け屋敷の準備にて、墓地の絵を描くも、
「山田家」のお墓があることをクラスメイトが発見。
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- ちょっとドキドキしちゃう
- その後、山田の顔に血のりを塗る
- 塗られ待ちの山田の顔に何を思ったのか、ドキドキしすぎて、ちょんしか塗れず、無事死亡
- 自分の名前が書かれ、ちょっと落ち込む
- 実際は市川ではなく原さんが書いたことが分かる
- 市川が女子のギスギスを回避するために変な言動を取っていたことに気づく
- 後で、こっそり「ごめんね」を言う
karte3.僕は抱きしめたい
体育のバスケの授業で、市川と目が合った山田は、よそ見をしてしまったため
顔面にボールが直撃してしまう。
- 自分と目が合ったせいで、、、
- 明日の撮影に行けなくなってしまった山田を見て、いろいろな気持ちがぐちゃぐちゃになり、市川も涙を流してしまう
- 自分の気持ちに気づく
「僕は山田が好きなんだ」
- 盛大に鼻血
- 明日のモデルの撮影もキャンセルに
市川は昼休みに階段で一人でこっそり泣いている山田を見かけてしまう。
しかも、山田が持ってるティッシュをちょうど切らしてしまう。
市川は図書室に先回りして、さりげなく?ティッシュを配置する。
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- バレてないと思ってる
- いつものようにお菓子を食べてると思っている
- 図書室に行くと、各島にティッシュが配置されれていることに気づく
- それと同時に何かを察した表情をする
- 図書室にはいつも市川がいることを知っており、普段ティッシュなんて配置されていないことも知っている
- いつものようにお菓子を食べるも、にやつく
- この時から山田は市川のことを気になり始める
karte4.僕は心の病
山田が半分冗談で乗せてってと言ったくだりから、
おかしのむらおかまで自転車の二人乗りをすることになる。
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- もともと病気で心の病(中二)を持っていることを再認識し、自分の気持ちに右往左往するのを止める
- 気になってるから、市川と同じ部活に入ろうかなとか言っちゃう
- 照れて、ごまかす
ハンバーガー屋さんで、市川は姉と、山田は友達といるところに遭遇してしまう。
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- そんなわけないと思いつつ、自分としゃべりに来たのでは?という淡い気持ちになってしまう
- 市川が席を立つと、山田も後を追って話をしに行く
- 財布も持たずに、純粋に市川としゃべりに行ってしまった状況に気づき、なんか照れくさくなる
karte5.僕らははぐれた
傘忘れイベント
- 山田も傘忘れイベント楽しんでる?!と思ったが、お菓子を買いに行きたかっただけだよな。山田だしな。と心が安定する納得で済ましている
- ただ、改めて「自分は山田が好きである」を噛み締めている
- チョコミントがなあ!!!!!
- 自分は傘を持っているのに、わざわざ市川の雨ガッパを借りて、コンビニに行く
- いろいろごまかしつつも、市川との傘忘れイベントを楽しんでいる
職場見学のエレベータが混雑しており、二人が密着する。
みんなが降りても、二人とも少し動揺したのかその場を動けず。
- ドキドキ
- ドキドキ
これもう両想いだろ。カップル成立だろ。
にまにましちゃうわ。
職場見学の帰り、市川がトイレに行ってる間に、市川と山田を置いて、みんなが先に行ってしまう。
僕らは、はぐれた。
karte6.僕は溶かした
山田は、自分の不注意ではぐれしまったと責任を感じ、涙を流してしまう。
- 職場見学に向かう道中で、山田がミルクティーを飲みたいと言ってたのを覚えてて、「飲み物くらい、いいだろう。。。」とミルクティーを買って渡し、励ます
- (だめかぁ~~~~~~)
- 職場見学に向かう道中で、自分がミルクティーを飲みたいと言ってたのを覚えててくれて、市川が落ち込んでる自分を励ましてくれようとした
- ドキンッ
- 自分の気持に気づいてしまったかも
校門で誰かを待つ山田。
市川を見かけて、貸すことになってた漫画を渡す。
- 貸すって話、ほんとだったのか
- 校門で誰かを待ってたんだろ?
- ほんとうは市川を待ってた
- 自分の気持ちが先走りそうになるを我慢する
- ほんとうは市川を待ってたとは言えず
図書室で飲食禁止の張り紙が出される。
図書室のこの山田と市川の空間はもう終わってしまう。。
と、思いきや、山田は気にせずチョコを食べる。
そこに先生がちょうど通りかかってしまう。
- なんなんだこいつは…
- それでも
- ぼくは
- こいつが
- こんなにも
- 好きだ
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- (手を握ってきた…!?)
僕は、溶かした。
この時からはっきりと山田と市川は両想いになった。
始まったな!!!!!