簡易アプリ版(PWA)に対応しました。インストール方法はこちら。

魅力

魅力

【わたしの幸せな結婚】OP「貴方の側に。」煌めく美世の心が伝わってくる【考察】

2023年夏アニメ「わたしの幸せな結婚」のOPテーマ「貴方の側に。」を聞くと、抑え込んでた美世の心が解き放たれて、そして煌めいてく未来が見える。 わたしの幸せな結婚のOPテーマ「貴方の側に。」(りりあ。) 曲全体を通して優しい歌声、小さい抑揚、ゆったりとした曲調で、「貴方の側に。」そのものが斎森美世自身かのように感じる。 押し込んでいた自分の感情 Aメロ、Bメロを通して、メロディーに揺れが小さく、マイナーコードが混ぜ込まれて、寂しくやや暗い印象を持つ。1話の嫁ぐ前の斎森美世の人間そのものが現れているように感じる。 ひたすら抑揚が無く、自分の気持ちを表に出さず、自ら使用人と同じ仕事に勤しんで、自分が幸せになれる要素なんてどこにあるのかと。 しかし、自分の中に本当の気持ちが存在しており、溢れ出てしまっている。 だけど手放したくないのです シンデレラストーリーは本当にありますか? この幸せ、信じていいですか? 好きでいてもいいですか? 本当に結構、溢れ出てしまっている。。 呪縛から解放され煌めく心 サビに入り、長調に変わり、曲調が一気に明るく煌めく。抑揚は小さいながらも、気持ちがより一層強ま...
魅力

【好きな子がめがね忘れた】CG作画の美しさがすごい。見事、原作を昇華させ話題に【原作と比較】

2023年夏アニメ「好きな子がめがね忘れた」がついに放送開始した。放送開始前に公開されたPV映像から、作画の美しさが話題となっていたが、原作のテイストとの比較から、改めてアニメでしかできない表現に成功したアニメ「好きめが」について紹介する。 話題のアニメのテイストはこんな感じ 第3弾PV まずCGがぬるっとしすぎてて、「アニメ?アニメ?」ってなる。あとは、超ローアングル×魚眼レンズの構図に「すごーーー!!酔う!!」ってなる。 ちな、この第3弾PVの映像は、ワンカットらしい。。。驚愕 言われてみれば、切れ目が無いし、ワンカットかぁー。カメラアングルぐるっと回ってて、ワンカットか。。。 制作陣すごいな。。 こんなヘンテコなアングルなのは、三重さんの「近眼」を表現しているのでは? ずいーーーーーっと舐め回すようなカメラアングル。非常に視力が悪い三重さんの目線で世界を見てみると、実はこのカメラアングルのようになっているのではないだろうか? 制作陣は、視聴者に三重さんの見ている世界を、こういう形で感じてもらえるようにしたのではないだろうか? 一方、原作はこういうテイスト これよ、これ やや丸い線...
魅力

【呪術廻戦 懐玉・玉折】ED「燈」の歌詞から夏油の心を読み解く【考察】

呪術廻戦二期 懐玉・玉折のEDテーマ「燈」は、誰かの心の叫びではないだろうか。 呪術廻戦二期 懐玉・玉折のEDテーマ「燈」(崎山蒼志) 歌詞のところどころに込められたメッセージが、頭の中に駆け巡り、何かを靄がかかった輪郭を捉えようとしてしまう。 冒頭からの強い後悔 「呪術廻戦 懐玉・玉折」では、五条先生の高校時代が描かれる。呪術廻戦1期で、夏油は敵側に立つ登場人物だった。しかし、「呪術廻戦 懐玉・玉折」では、五条先生と同級生で、しかも親友として切磋琢磨している仲で物語が進んでいく。 ここから分かるとおり、夏油は闇落ちする。 どういう理由、どういう経緯で闇落ちするかは「呪術廻戦 懐玉・玉折」の中で語られるのだろうが、夏油の闇落ちには何かしら強い理由がある。強く大きい闇というのは大抵徐々に蓄積されたものが、ある一線を超えて爆発するものだ。 僕の善意が壊れてゆく前に君に全部告げるべきだった夜が降りて解けての生活に混濁した気持ち掠れる燈 EDテーマ「燈」の冒頭の歌詞から、自分の心が徐々に壊れていってしまうことを自覚し、今となってはもう手遅れであることが綴られている。 夏油が抱える闇、大きくなっ...
スポンサーリンク
魅力

【呪術廻戦 懐玉・玉折】OP「青のすみか」から青春の寂しさと懐かしさを感じる【考察】

呪術廻戦二期 懐玉・玉折のOPテーマ「青のすみか」から青春の寂しさと懐かしさが伝わってくる。 呪術廻戦二期 懐玉・玉折のOPテーマ「青のすみか」(キタニタツヤ) 五条先生の瞳を連想させる雫が落ちるシーンで曲が始まる。ここだけで、もうかっこいい。 曲全体から伝わる"寂しさ"と"懐かしさ” まずは、この曲を聴いて感じるのが、"寂しさ"と"懐かしさ”だ。前奏直後、音が一瞬無くなるところから、Aメロに入ると、どこまでも高く伸びる白い雲、青い夏の空の絵が連想される。 Aメロからは、楽しかった学生時代の青春の華々しさと、その中になにか心残りがあるような名残惜しさが絶妙に折り混ざる。 そして、 どこまでも続くような青の季節は四つ並ぶ眼の前を遮るものは何もない ここで、一瞬ホワイトノイズ音が差し込まれる。かすかな、でも確実に不穏な気配が聴いてる人に植え付けらる。 当時、本当に楽しかった仲間たちとの間で、なにか心に傷を残すような悪い出来事があり、その時のことが今でもフラッシュバックするような。 それでも、本当に楽しかった仲間たちとのあの夏の青春を今でも思い出して、それが今や偽りだったとしてもその安らぎを...
魅力

【わたしの幸せな結婚】アニメ「わたしの幸せな結婚」の評価

2023年夏アニメ「わたしの幸せな結婚」、2023年7月5日から第1話の放送が開始された。 早速、作品としての完成度の高さが話題となっており、今期注目作品となることは間違いないため、現時点の評価をまとめる。 総合的に完成度が高い 簡単に言うと、作画も美術も演出も音楽もストーリーも演技もすべて完成度が高く、良作であることは間違いない。 この中で特筆するとしたら、「音楽」と「演技」だ。 音楽:登場人物の感情が音楽に乗って心に沁みる 主人公の美世は、性格や立場上、ゆっくりと、しかもすべては語らずストーリーが進行していくが、それでも、音楽に乗って際立った感情や空気感が伝わってくる。 暗い感情が高まるシーンで、弦楽器のゎーあと響き渡り静かに不安を煽ってくる。思い出に浸るシーンでは、音の数は少なくピアノのアルペジオでしんみりと小雨のような寂しさが出る。ストーリーの中で説明される言葉が少なくても、音楽に乗って感情が染み渡ってくる。 Evan Call 「わたしの幸せな結婚」の音楽を担当しているのが、EvanCallさんだ。 アニメだと「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「天晴爛漫!」、テレビドラマだ...
魅力

【無職転生Ⅱ】シルフィ(シルフィエット)とは?【1期おさらい】

2023年夏アニメ、「無職転生Ⅱ」が放送開始された。初回は "零話" 「守護術氏フィッツ」というタイトルで、シルフィ視点の魔力災害御をどう過ごしていたのかが描かれていた。この様子だと2期では、シルフィとルーデウスのそれぞれの人生が再び交わることになるだろう。 また、シルフィと言えば、1期で幼少のルーデウスと親密な仲となっていたが、1期序盤以降ほとんど出番が無かったため、記憶が薄くなっている方も多いだろう。 本記事では、2期でストーリーの核心になってくるであろうシルフィを改めて紹介する。 シルフィエット 「シルフィ」は実は愛称で、本名は「シルフィエット」という。エメラルドグリーンの髪で、赤い目をしており、誰もが恐れおののく「スペルド族」の特徴に近い見た目をしている。(が、スペルド族ではない) エルフ耳のボクっ娘で非常に美しいビジュアルをしている。ルーデウスは、出会った当初、シルフィを男の子だと勘違いしており、「まあ、びっくり。驚くほどの美少年。ショタコンのお姉さんがいたら、一発で"じゅゔん"ってなる」と心の声を漏らしている。 #無職転生 無職転生3話見てきました!シルフィちゃん可愛いいい...
魅力

【山田くんとLv.999の恋をする】水瀬いのり氏に名前を呼ばれたい人生だった【やまだぁ~】

2023年春期アニメ「山田くんとLv.999の恋をする」がついに完結した。最終話、山田くんの「ばれたか(ニッ」は全人類の脳が溶けたことだろう。 山田くんが注目される一方で、筆者はあかねっち(cv.水瀬いのり)のほにゃほにゃ~な感じで山田を呼ぶところが非常に好きだ。 水瀬さんの「やまだぁ~」 全国の山田さんがほんとに羨ましい。 ほにゃほにゃ~な感じが最高である。 とりあえず、私も「やまだぁ~」と言ってしまうな? 水瀬いのりに呼んでもらえる世界線が来るとは😭😭!!!!山田くんグッジョブ😭😭!!!! pic.twitter.com/U9K4t5Ebg8— カイリ (@oniku_mashimash) March 25, 2023 ✧︎꒰ 最速放送開始まで1時間 ꒱✧︎TVアニメ『山田くんとLv999の恋をする』Lv.08「もしそうならそれはすごく」TOKYO MX / BS11 / 群馬テレビ / とちぎテレビにて、このあと24:30より放送開始🎮ABEMA / dアニメストアは地上波同時配信✅ #山田999 pic.twitter.com/8qq6ZiHTMS— TVアニメ「山田くんとLv...
魅力

【推しの子】EDテーマ「メフィスト」に伏線が隠されているのではないか?【独自見解を解説】

2023年春期アニメ「推しの子」。物語の流れからラストシーン、EDテーマ女王蜂「メフィスト」のイントロへの入り方がかっこよすぎて、毎話話題になっている。 ところで、筆者はEDテーマ「メフィスト」に直感的に違和感を感じている。 OPテーマの「アイドル」は、推しの子の原作者赤坂アカの描き下ろし短編小説「45510」がもとになっている。歌詞にはふんだんに作品にまつわる要素が散りばめられており、ストーリーと歌が強く結びついている。 一方で、EDテーマの「メフィスト」が、何も意味を持たず「かっこいいだけ」ということは無いと思うので、この違和感は追求したい。 本記事では、「推しの子」のED「メフィスト」に込められた意味について、筆者の解釈を言語化する。 気になる箇所 冒頭、穏やかなイントロと共に、かわいらしいうさぎの操り人形が静かに踊っている。曲に入る直前に、ガクッと暗転し、呪いの人形のような形相に変わり、曲に入っていく。目を光らせたアクア、ルビー、アイ、黒川あかね、MEMちょ、重曹ちゃんの6人が右、左、中央と入れ替わりに登場する。というイントロ映像だ。 この冒頭の映像は、放送の中では、ラストシー...
魅力

【推しの子】毎話、EDテーマ「メフィスト」への入り方が秀逸すぎる【メフィスト】

2023年春期アニメ「推しの子」。物語の流れからラストシーン、EDテーマ女王蜂「メフィスト」のイントロへの入り方がかっこよすぎて、毎話超絶話題になっている。直近で放送された8話でも、ラストシーンのMEMちょの煌めく表情に変わる瞬間にハートを持っていかれ、鳥肌が立った人も多かったようだ。 本記事では、「推しの子」の毎話のラストシーンの良さについて独自見解を解説していく。 各話、ラストシーンからEDの入り方 8話:初めて 何と言っても、EDイントロに入りながらのMEMちょの表情が最高だ。 もともとアイドルを目指してて、挫折して、今はYoutuberをやっていることを吐露した。この吐露の裏側には、自分には言い聞かせてようやくアイドルを諦めた気持ちになれた過去があり、一方で、憧れを捨てきれてない本音が隠れていることもよく分かる。 その直後に、突然、憧れのアイドルになれる道を示され、戸惑う。すぐに、そんなうまい話があるわけがないと冗談を疑うも、アクアの目を見て冗談ではないことを察する。 現実に自分がアイドルになれる。自然と力が入ってしまい、肩はすくみ、手も組んでしまう。気持ちが複雑に入り組んでし...
魅力

【推しの子】黒川あかね、狂気的なプロファイリングと天才的な演技、そして星野アイが憑依する【7話:バズ】

2023年春期アニメ「推しの子」。6話「エゴサーチ」で破滅的なSNSでの炎上から、7話「バズ」ではアクアの策略もあり、黒川あかねは見事に復活を遂げた。7話の終盤、アクアの好みの女性が「星野アイ」であることを知った黒川あかねは、星野アイに執着的にに追求、研究しつくし、狂気的にプロファイリングをしていく。これまでの献身的で真面目で前向きな姿から、狂気で闇落ちしたかのような姿を見せたことで、その落差から多くの視聴者を強く驚かせた。 それだけでなく、7話ラスト30秒で黒川あかねが見せた、星野アイが"憑依"したかのような天才的な演技でも、視聴者に鳥肌ものの驚愕を与えた。かく言う筆者は、震えで涙が出るレベルの鳥肌が立った。 本記事では、視聴者の反応と共に魅力を解説していく。 黒川あかね、復活から覚醒 「リアリティーショー」では、演技ではなく、素のままの彼らの恋愛を見てもらうエンターテインメントだ。このため職業"女優"である黒川あかねは、本来の力が発揮出来ていなかった。そこに「嘘は身を守る最大の手段」というアクアの言葉により、本来の持ち味である女優としての演技力を最大限に発揮する。 しかし、それは、...
スポンサーリンク