2023年春期アニメ「推しの子」。
物語の流れからラストシーン、EDテーマ女王蜂「メフィスト」のイントロへの入り方がかっこよすぎて、毎話超絶話題になっている。
直近で放送された8話でも、ラストシーンのMEMちょの煌めく表情に変わる瞬間にハートを持っていかれ、鳥肌が立った人も多かったようだ。
本記事では、「推しの子」の毎話のラストシーンの良さについて独自見解を解説していく。
各話、ラストシーンからEDの入り方
8話:初めて
何と言っても、EDイントロに入りながらのMEMちょの表情が最高だ。
もともとアイドルを目指してて、挫折して、今はYoutuberをやっていることを吐露した。
この吐露の裏側には、自分には言い聞かせてようやくアイドルを諦めた気持ちになれた過去があり、一方で、憧れを捨てきれてない本音が隠れていることもよく分かる。
その直後に、突然、憧れのアイドルになれる道を示され、戸惑う。
すぐに、そんなうまい話があるわけがないと冗談を疑うも、アクアの目を見て冗談ではないことを察する。
現実に自分がアイドルになれる。
自然と力が入ってしまい、肩はすくみ、手も組んでしまう。
気持ちが複雑に入り組んでしまい、言葉は出ない。
本当に憧れのアイドルになれる。
どこか自分の本当の気持ちに嘘を付きながらやってきたが、ついに夢が現実になる。
言葉が出てこないほどの喜びと、夢か現実か区別がつかないほどの心境、戸惑いが、あのシーンに凝縮されている。
そんな最高潮に達した時に、始まる「メフィスト」。
鳥肌ぞわーーーー。
かっこよすぎる。
そのことが伝わる表情を描けているキャラクター作画がすごいし。
夢と現実の区別があいまいになっている雰囲気をキラキラの輝きで強調している映像効果もすごいし。
力が入ってしまっている手も肩も、細かいが本当に感情を表している演出もすごい。
最高のシーンだ。
#アニメ好きと繋がりたい #推しの子
— いつき (@Itsuki81K) June 9, 2023
推しの子、8話のEDの入り方もすげぇー!
ゾクゾクするよー💛 まぢでハマっちゃうw pic.twitter.com/LkGdyU0PCm
7話:バズ
7話、黒川あかねの憑依シーンは本当に最高だった。
このシーンの詳細については、こちらの記事でも紹介させていただいた。
7話は、「そうだね、アクア」から、視聴者を飲み込む黒川あかねの演技と「メフィスト」が作り出す黒いオーラで、あの「憑依」が完成される。
あー、最高である。
推しの子 第7話
— ゲーム&アニメ好き 投稿者フラン&野坂 (@b7p1feSHUxtDF2f) May 24, 2023
ラストシーン
黒川あかね 「そうだね、アクア」
「眠いんだよね〜、収録早過ぎてさ〜」 あ、もうカメラ回ってる?』
#推しの子 pic.twitter.com/psh5amMiCC
6話:エゴサーチ
6話では、SNSでの炎上に心が耐えきれなくなった黒川あかねをアクアが間一髪で助ける。
アクアがかっこよすぎる。
なんでそんなギリギリで最高のタイミングでそこにたどり着けたのか、いささか疑問や嫉妬を感じる。
「落ち着け!!!!」
推しの子 第6話
— ゲーム&アニメ好き 投稿者フラン&野坂 (@b7p1feSHUxtDF2f) May 17, 2023
ラストシーン
星野アクア 【俺は敵じゃない。】 #推しの子 pic.twitter.com/9fkGwAPtCM
5話:恋愛リアリティショー
5話は、「かっこいい」ではないが、新生B小町のルビーと有馬かなが可愛くも清々しい。
6,7,8話ではダークな雰囲気の強調に使っていた「メフィスト」を、なぜか清々しい流れでも使っており、不思議とハマっている。
推しの子 第5話
— ゲーム&アニメ好き 投稿者フラン&野坂 (@b7p1feSHUxtDF2f) May 10, 2023
ラストシーン
B小町 #推しの子 pic.twitter.com/3a9EDXa27B
4話:役者
4話では、「あ、そういえば有馬かな」という流れで「メフィスト」のイントロに入る。
なんか「あ、、、そういえば。そうだね。よし、これからだ!!」っていう勢いが伝わる演出になってて良い。
だんだん気づいてきたかもしれない、「メフィスト」イントロの汎用性に。
推しの子 第4話
— ゲーム&アニメ好き 投稿者フラン&野坂 (@b7p1feSHUxtDF2f) May 3, 2023
ラストシーン
星野ルビー (ミヤえも――ん!
早く私をアイドルにして―!)
星野アクア 「フリーランスで名前が売れてる割に仕事がなくて…顔が可愛い子」#推しの子 pic.twitter.com/nPCgoQ7axg
3話:漫画原作ドラマ
3話は、6話と同じように、ダークな雰囲気を強調する演出として「メフィスト」のイントロが活用されている。
「めちゃくちゃやって帰るか」
推しの子 第4話
— ゲーム&アニメ好き 投稿者フラン&野坂 (@b7p1feSHUxtDF2f) May 3, 2023
ラストシーン
星野ルビー (ミヤえも――ん!
早く私をアイドルにして―!)
星野アクア 「フリーランスで名前が売れてる割に仕事がなくて…顔が可愛い子」#推しの子 pic.twitter.com/nPCgoQ7axg
2話:三つ目の選択肢
「メフィスト」の汎用性の高さ、もう言葉はいりませんね。
「な”んでよ!」
2~7話のED入りまとめ
このまとめのタイトルどおり、EDの入り方がどれも神なのは激しく同意である。
ED映像自体も非常に良い
「推しの子」は今のところ全話でラストシーンからの被るようにEDに入っていく演出のため、ED映像の冒頭が省略されている。
しかし、ED映像の省略されているシーンも非常に良いので改めて見ていただくのをおすすめする。
女王蜂「メフィスト」ノンクレジットED映像
冒頭、穏やかなイントロと共に、かわいらしいうさぎの操り人形が静かに踊っている。
曲に入る直前に、ガクッと暗転し、呪いの人形のような形相に変わり、曲に入っていく。
目を光らせたアクア、ルビー、アイ、黒川あかね、MEMちょ、重曹ちゃんの6人が右、左、中央と入れ替わりに登場する。
というイントロ映像だ。
シンプルにめちゃくちゃかっこいい。
これだけでも、「推しの子」を好きになれると思う。
一方で、かわいい操り人形が呪いの人形に変わるカットは、なにか「推しの子」の伏線めいた意味を持っているのではと想像に駆られる。
この件については、こちらの記事もぜひご覧いただきたい。
EDの入り方だけを取り上げても、非常に魅力的な作品となっている「推しの子」。
この記事を通して、EDの入りを改めて見直していただき、推しの子にもっとハマっていただければ幸いである。