2023年2月10日、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」2期のティザービジュアルがTwitter公式アカウントにて、公開された。
読み解く
“ティザービジュアル” とのことなので、この1枚絵が2期の世界観やストーリー展開のヒントなっているはずだ。
読み解いてみる。
背景
まず、背景を見ると、建物の見た目的に、アスティカシア高等専門学園の演習場と思われる。
そこに、ライフルを装備したエアリアルが立っている状況から、2期はいよいよ学園も戦場になると推測できる。
2人の立ち位置
左向きに立って左手を広げ、あたかもスレッタを守る?かばう?ような体勢を取っているミオリネと、右向きに座り込んで(へたり込んで?)目線だけ左を向いているスレッタが並ぶ構図となっている。
背景の明暗は、右側が明るく、左側が暗い。
エアリアルも、ミオリネと同じ暗い方を向いている。
ミオリネに関しては、強い意志を持った表情をしている。
これは、おそらく暗い左側に敵がいることをイメージした構図となっており、エアリアルとミオリネは敵に立ち向かう様子がうかがえる。
スレッタの闇
一方で、スレッタは明るい方を向いて、「へたり込む」と言えるような座り方となっている。
明るい方は味方の存在をイメージしているはずだが、スレッタに取っての味方(=お母さん)と「へたり込む」ほどの状況がリンクしてくるとなると、お母さんとの間に何かしらの確執が生まれるのではないだろうか。
12話でも、お母さんとの会話で、スレッタが死や戦いに対する恐怖心を急に乗り越えたあたり、何か洗脳のような闇を感じたシーンがあった。
ここらへん、お母さんとの闇を暴き、心折られ、乗り越えていくドラマがあることが期待される。
その証拠に、スレッタの目線は敵側を向いており、加えて、右手はしっかりとこぶしを握っている。
つまり、悪に立ち向かう未来も描かれていることがうかがえる。
スレミオ再び…!
最後に、ミオリネがスレッタをかばうような体勢を取っていることから、この2人が助け合って進んでいくことも確定的である。
いや、状況的にミオスレである。
2期が待ちきれない
ティザービジュアルから、勝手に2期の展開を読み解いてみた。
1期の流れからの想像の範疇を超えない、あるあるな分析となってしまったが、1枚の絵から妄想を広げる行為は、作品理解が深まり有意義であったし、かつ、楽しかった。
読者のみなさんの見解もぜひお聞かせ願いたい。