2023年春期放送中のアニメ「スキップとローファー」。
主人公のみつみちゃんこと岩倉美津未だが、ちょっと抜けてて、だけどまっすぐな姿に周囲の人を魅了していく。
1~4話の振り返りとして、みつみちゃんのまっすぐでポジティブな人間味を紹介していく。
1話：ピカピカ
あ…（スッと手を戻す）
入学式に遅刻してしまうが、しまくんの助けや話の長い校長先生のおかげで、新入生代表の挨拶にはすべりこみセーフで間に合う。
が、原稿を持ち忘れたまま、登壇してしまう。
しかし、完璧な入学初日を入念にイメージして、入念に準備していたから大丈夫。
そらで読み切る。
自分の中に理想形を持ち、それを実現するための準備をしっかり行う。
当たり前だけど意外にできないことを、当たり前にやっているみつみちゃん。
こういう基本的なことからだよね。
見習おう。
今日の失敗はノーカウントにしよう。初日だもん。
1日を振り返って、「ああ、今日はなんだかいろいろ失敗しちゃったなあ」と思うこともあるよね。
でも、やるべきことはしっかりやったし、明日からは大丈夫でしょう。私なら。
まっすぐにポジティブに生きるみつみちゃんの心の豊かさが、じんわり沁みる。
こういう思考を常に持っていたい。
2話：そわそわ うろうろ
人の上に立つべき人間だからです
自己紹介で謎のジョークを飛ばすも、クラス全員をドン引きさせてしまう。
しかし、これは期待値の上を目指してチャレンジした結果失敗してしまっただけだ。
この後に続く、しまくんの自己紹介で、しまくんがみつみちゃんの謎ジョークをしっかり拾ってくれて笑いにつながったし、このジョークがきっかけで学級代表をしまくんとやることにもなったしで、次につながる良いチャレンジとなった。
人の心って分かりません。
どういう意味？
https://skip-and-loafer.com/
いや、、、分かるわけないか。出会って2日だもん。
こんなこと考えたって仕方なかったんだ。
しまくんも変な分析してごめんね！！！
地元では同級生が8人しかいない人間関係しか知らなかったみつみちゃんが、都会に出て、複雑な人間関係に飲まれそうになった。
しかし、悩む必要なんて無いんだ。分かるわけないんだから。と、ぱっと切り替えてみせた。
誰しも似たような経験があるのではないだろうか。
しかし、言われてみると当たり前な「人の心って分かるわけがない」という事実を改めて認識し、そこから繰り出される素直な会話の積み重ねで、すこしずつ心が見えてくるようになるのかもしれない。
そう思ってみるのもなんだか素敵である。
なお、この後にあのトコ次郎が披露される。
3話：フワフワ バチバチ
一生に一度は飲んでみたかったんだよねぇ
一つ一つの自分の「やってみたい」に対して本気で取り組み、本気で感動するみつみちゃん。
ただフラペチーノを飲んでいるだけなのに。
これだけまっすぐに生きてる姿を見せられたら、惹かれてしまう。
私は今日からキャラメル&塩派だな
しょっぱいと甘いが交互に来ておいしぃ。
直感的にだが、キャラメルがゆづきちゃんで、塩がくるめさんに例えられたワンシーンなのだろう。
しかし、みつみちゃん自身はそんなことはつゆ知らず、素直においしいを感じて、自分が良いと思う感想を述べただけ。
自然と自分以外の他人同士の空気感も変えてしまうほど素直さには脱帽だ。
4話：ピリピリ カツカツ
東京にもこんな景色があるんですねえ
「野山さんの畑ってあっちの方ですかねぇ～」
から始まり、
「先輩、はわぁ、なんかそこにいたんで。（猫）」
で、猫の飼い主のおばちゃんと雑談
で、時間ロスでぴりぴりする先輩を横目に、
バスから見えるきれいな夕日。
ふと、空を見て、空気を入れ替えてみることの大切さに気付かされる。
岩倉美津未という人間
ちょっとずれている。
でも、ひたすら真っすぐだ。
見ていると応援したくなるし、勇気が出たり、ふと自分も素直になれたりする。
アニメの中のキャラクターなのに、すごい魅力的な人物ですごい人間性を持っている。
この先のストーリーも楽しみだ。