【スキップとローファー】優しさとさみしさと不思議さが両立する志摩聡介の人生観を紹介
2023年春期放送中のアニメ「スキップとローファー」。「軽やかでよく笑って優しくて、だけどさみしい感じのするような、なんだか不思議な人です」みつみちゃんからはこのように思われている人、しまくん。 時折垣間見える、達観とも、人を見透かしているとも取れる言動に少し闇を感じられなくもない。 1~4話の振り返りとして、しまくんの鋭い人生観を紹介していく。 1話:ピカピカ たかが入学式じゃん 「そんなこの世の終わりみたいな。たかが入学式じゃん?」 1話冒頭、みつみちゃんが入学式に遅刻しかけてあわあわしている状況に、しまくんはこの言葉をかける。この時のしまくんは「軽やかな都会の学生」を印象付ける言動だった。勝手な偏見だが、都会の学生は多少の遅刻は当たり前で気にしないし、学校行事とか小慣れてて軽く流すくらいにこなしちゃう印象が私もある。 まさにこの時のしまくんだ。しかし、田舎から上京したてのみつみちゃんには価値観のギャップに少し受け止めきれない難しさがあったようだ。 学校までの一本道をみつみちゃんと走った時のしまくん が、非常に印象的だった。 なんでかよくわからないけど、必死で走ってて、しかも転ぶみ...