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夏油傑

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【呪術廻戦 懐玉・玉折】夏油傑の闇落ちする姿をまとめる【生き方は決めた。あとは自分にできることを精一杯やるさ。】

2023年夏アニメ「呪術廻戦 懐玉・玉折」、29話「玉折」でついに夏油傑の心が壊れる。 「玉折」とは、才能のある人や優れた人が若くして死ぬことを意味する言葉だ。特級呪術師であった夏油傑が、『「弱きを助け強気を挫く」という”弱者生存”があるべき社会の姿であり、呪術は非術師を守るためにある』という呪術師としての生き方を捨て、呪詛師として「呪術師のための世界を作る」という理想を目指し、呪術を使えない一般人をすべて殺していくことになる。 闇に落ちた。 本記事では、壊れゆく夏油傑の姿をまとめる。 徐々に、だが確実に壊れていく夏油傑の精神 呪術廻戦 懐玉・玉折の29話「玉折」に至るまで流れは以下となる。 五条悟と2人で最強であるという全能感。そして弱者生存、強い正義感。 同化(=死)の直前で生きる希望を抱かせた天内理子が目の前で撃たれる 呪力を持たない伏黒甚爾にあっけなく惨敗 天内理子の死を盛大な拍手で祝福する人間たちを目の当たりにする 親友の五条悟だけが真に最強となってしまう その後も、天内理子の死と拍手の音がフラッシュバックし、確実に心を蝕む 九十九由基との対話で新しい選択肢の発露 慕ってくれ...
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【呪術廻戦 懐玉・玉折】1期・劇場版0・2期の夏油傑の時系列を整理する【ネタバレ無し】

2023年夏アニメ「呪術廻戦 懐玉・玉折」で、高専時代の五条悟と夏油傑の親友っぷりが見ていて気持ちが良い。その中でも、呪術師としての「正義」と「優しさ」で溢れている夏油傑の姿が1期や劇場版の時とあまりにもかけ離れており、この10年で何があったん?!となる。 本記事では1期・劇場版0・2期の夏油傑の姿を整理し、その流れから今後の展開について思いを巡らせてみる。なお、筆者は原作未履修のため、本記事はネタバレ記事ではなく、あくまで筆者の考察である点ご了承いただきたい。 時系列 時系列的には、2期→劇場版0→1期という順番だ。2期が2006年の出来事で、劇場版0が2017年、1期が2018年という年代で物語が展開される。 2期では、五条悟と夏油傑が親友として切磋琢磨しており、なおかつ、2期の3話までを見ただけでも夏油傑の正義感と優しさが溢れに溢れている。 劇場版0では、夏油傑は「呪術師だけの世界を作る」という思想を持って新宿 百鬼夜行を強行したが、何がそこまでに至らしめたのか、2期の今後の展開が非常に気になる。 呪術廻戦 1期 1期の夏油傑は、特級呪霊たちと共闘し、呪術高専および呪術師陣営に対...
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【呪術廻戦 懐玉・玉折】ED「燈」の歌詞から夏油の心を読み解く【考察】

呪術廻戦二期 懐玉・玉折のEDテーマ「燈」は、誰かの心の叫びではないだろうか。 呪術廻戦二期 懐玉・玉折のEDテーマ「燈」(崎山蒼志) 歌詞のところどころに込められたメッセージが、頭の中に駆け巡り、何かを靄がかかった輪郭を捉えようとしてしまう。 冒頭からの強い後悔 「呪術廻戦 懐玉・玉折」では、五条先生の高校時代が描かれる。呪術廻戦1期で、夏油は敵側に立つ登場人物だった。しかし、「呪術廻戦 懐玉・玉折」では、五条先生と同級生で、しかも親友として切磋琢磨している仲で物語が進んでいく。 ここから分かるとおり、夏油は闇落ちする。 どういう理由、どういう経緯で闇落ちするかは「呪術廻戦 懐玉・玉折」の中で語られるのだろうが、夏油の闇落ちには何かしら強い理由がある。強く大きい闇というのは大抵徐々に蓄積されたものが、ある一線を超えて爆発するものだ。 僕の善意が壊れてゆく前に君に全部告げるべきだった夜が降りて解けての生活に混濁した気持ち掠れる燈 EDテーマ「燈」の冒頭の歌詞から、自分の心が徐々に壊れていってしまうことを自覚し、今となってはもう手遅れであることが綴られている。 夏油が抱える闇、大きくなっ...
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